海外の学会又は病院視察のための海外出張

医業を営む個人や医療法人が、海外で開催される学会への出席、海外の病院施設の視察等、その海外渡航がその業務の遂行上直接必要であれば、そこで用いた交通機関の利用、宿泊等の費用は旅費交通費として経費に算入できます。

当該海外出張が業務の遂行上、必要かどうかは、旅行の目的、旅行先等を総合的に判断することになりますが、以下の場合には業務の遂行上必要な海外渡航とはみなされないとされます。

・観光渡航の許可を得て行う旅行

・旅行あっせんを行う者等が行う団体旅行に応募してする旅行

・同業者団体その他これに準ずる団体が主催して行う団体旅行で主として観光目的と認められるもの

 

なお、業務の遂行上必要な海外出張に合わせて観光をする場合もあるでしょう。その場合は、海外出張と観光旅行の帰還などを勘案して、業務の遂行上必要な金額を経費にすることができます。

 

業務の遂行上必要な海外出張の際に、親族を同行させることもあるでしょう。その時以下の場合であれば、旅費交通費として経費にできます。

・自己又はその役員が常時補佐を必要とする身体障碍者であるため補佐人を同伴する場合

・国際会議への出席等のために配偶者を同伴する必要がある場合

・その旅行の目的を遂行するため外国語に堪能な者又は高度の専門的知識を有する者を必要とする場合に、適任者が病院の使用人にいず、自己又は役員の親族を同伴する場合