消費期限切れの医薬品在庫をチェック

医薬品は使わない限りは経費に算入できません。単に棚卸になるだけです。仕入れた分ではなく、実際に使用した分のみが経費になります。

売上原価の算式は以下の通りです。

 

売上原価=期首在庫棚卸高+当期仕入金額―期末在庫棚卸高

 

この数式を見ますと、期末在庫棚卸高が少なければ売上原価が多くなるので、棚卸資産を実際より少なめにしてしまうと、それはアウトです!

 

そのときには、その棚卸資産の中に、消費期限切れの物がないかどうかをチェックしましょう。消費期限切れの在庫を処分すれば、それは期末在庫棚卸高に含める必要はありません。廃棄損とすることができます。

 

通常の会社の在庫でも、災害で著しく損傷したり、著しく陳腐化すれば、棚卸資産の評価損を計上できます。例えば以下のような事情が生じた場合です。

 

  • 季節商品で売れ残ったものについて、今後通常の価額で販売できないことが、既存の実績やその他の事情で明らかなこと
  • その商品と用途の面で概ね同様のものであるが、形式、性能、品質等が著しく異なる新製品が発売されたことで、その商品について今後、通常の方法では販売できないこと

 

その他、破損、型崩れ、品質変化等で通常の方法で販売できない場合にも評価損の計上が可能です。しかし、棚卸資産の時価が、物価変動、過剰生産等の事情で低下しただけでは評価損として計上はできません。