医療法人と寄付

1.ポイント
医療法人の寄付には、事業との関連性はありませんが、どこに寄付するかによって、損金算入限度額が異なります。

2.解説
寄附金とは、金銭、物品、その他経済的利益の贈与、又は無償の供与のことをいいます。

なお、未払金、仮払金として計上した寄付金は、支出した年度の寄附金として扱います。仮に寄附金を手形で支払った場合は、手形が決済された年度の寄附金として扱います。

法人税法では、寄附金を損金に算入するにあたり、一定の限度を設けています。

国または地方公共団体に対する寄附は、その寄附によってつくられた施設等を、寄附した者たちが専属的に利用できるなど、寄附した者に特別の利益が及ぶものでない限り、全額損金算入できます。指定寄附金についても、全額損金算入が可能です。

それに対して、一般の寄附金、特定公益増進法人や認定特定非営利活動法人などに対する寄附金については、決められた限度を超えた部分の金額に関して、損金算入できないことになっています。

寄附金は交際費のように事業遂行上関係のあることは問われません。