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明日が読めない時代にはスピード経営しかない

実行する場合にはスピードが重要です。早く行えば、早く結果が出ますし、もしその結果が望ましくないようであれば、それを分析して、方向転換や改善を早く行うことができます。このサイクル、例えばPDCAやOODA等、特にこれに拘らなくてもよいのですが、一定時間内に頻繁にサイクルを回せば、ビジネスの質は向上します。競合他社との間で、当初、明確な差別化が図れていなかったとしても、競合の倍のスピードで改善を計れば、何歩もリードすることができるでしょう。案外、改善しないで、そのまま、最悪な場合はどうしようで先に進まずじり貧で終わりというパターンもないではありません。

大企業は今までの蓄積がありますから、多少遅くてもなんともないと思っているのかもしれませんが、現代社会ではそんな生ぬるいことは言ってもいられません。ベンチャー企業は関係者が少ないため、意思決定が速やかに済みます。大企業ですと関係者が多く、すぐに稟議だの会議だのが始まって、中々決まりません。こうして、日本の大企業は海外の競争力を失ってきてしまいました。日本の場合、少なくとも今までは、ですが、ベンチャー企業による下からの突き上げがそれほど強烈ではなかったために、大企業も安閑としていられたと思うのですが、これからの社会では、対外的には新興国の企業が、対内的には国内のベンチャー企業が大企業のスローペースを凌駕する成長スピードを持つようになってしまうことと思われます。

会議についても、関係者が多いと全員のスケジュール調整が面倒で、みんなそれぞれの仕事で手一杯となっているので中々揃わず、事前に資料を配布する等、本当に手間がかかるのですが、ベンチャー企業の場合には、同じ方向に向かって動いていますし、複数のプロジェクトを抱えていないだけ、意思決定も素早いことが多いのです。また、議事録についても、中には取らないというベンチャー企業もあるそうです。全員が阿吽の呼吸で動く体制ができていればそれでもいいかもしれません。しかしだれがいつまでに何をするということをきちんと議事録で取っておくことは必要でしょう。全員がきちんと動かない場合もありますし、言った言わないで揉めてしまうこともあります。

せめて会議中に、比較的に発言が少なめな人を書記に据え付けて、会議が終わったと同時に議事録をメールで関係者全員に配布するくらいのスピードでやると良いと思います。ベンチャー企業と言っても全員が揃わない場合もありますし、会議の場にいない人でも共有できますから。但し、議事録が何が何でも必要という硬直的な考え方はやめた方が良いでしょう。

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