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三方良しの教え

起業するのは、まず自分が儲けるためにやるのです。しかしそこで自分だけが儲かればいいと考える人が少なくありません。しかし自分が儲けるためには、そもそも客が儲かっていないと無理なのです。その提案が良いと思っても、儲らなければ購入原資も確保できません。

ビジネスは自分の能力で儲かると錯覚しやすいのですが、自分に関わる全ての人が儲かっていることが、起業を企業に成長させていくことにつながります。

儲かるとは、あなたからサービスを提供されるかとで、何からの利益がもたらされるということです。つまり、金銭的・物質的・精神的等のメリットです。このポイントを明確に客に伝えることができれば、その客は継続客となります。

B2Bの場合には、あなたから商品を購入して、その商品を他社へ転売することで利益を上げることができます。

B2Cの場合には、食べ物やモノを購入する、それを購入すれば生活が営め、さらに豊かな生活になれば、それは物質的にメリットがあるということになります。また、困った時の神頼みではないですが。お賽銭なんて全く意味がないものだとは思うのですが、神様に祈っていると、救われますよね。これは精神的なメリットと言えるでしょう。

食品偽装の問題しかり、客を喜ばせる前に自分が喜ばそうとした結果、そのビジネスが成り立たなくなってしまいます。例えば近江商人の考え方で「三方良し」の教えがあります。これに由ると次のような教えです。

① まず客を喜ばせること
② 多くの客が喜べばそれは社会が喜ぶことになる
③ 社会が喜んでくれれば客が増え、その結果、自分が喜ぶことになる。

三方は客、社会、自分ですが、自分は客や社会を喜ばせた結果でなければならないとするものなのです。食品偽装や、不動産投資における偽装問題等、最終的には客が泣くことになりますから、結果として業者が喜ぶことにはならないのです。

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