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際限ない儲けも負担もノー

会社は利益を上げなければなりませんが、そもそもどれくらいの利益が上がればいいのかというと考えてしまいます。しかもその根拠を持ってというとさらに分かりません。とりあえずできるだけ多く利益を上げて、懐に入れたいというのは当然でしょうが、その懐に入れる金額がどれほど膨らむのかを根拠を持って説明するのは困難であると言えます。そしてできる限り多く、根拠もなく、という発想になると、会社を暴走させる原因ともなりかねません。

つまり、コストダウンをして、顧客を騙して高く売るような考え方になりかねません。あるいは顧客にリスクを押し付けてしまうようなやり方。証券や不動産の世界にはそんなものばかりですね。保険もそうか。金融系だけに限らず、レストランでも食材偽装問題もありますね。偽装した会社は顧客からの信頼を失います。行き過ぎたコストダウン信仰が莫大なリスクとコストを生むという皮肉な結果を招きます。顧客を騙して得た利益は持続することはありません。詐欺はそのうちにバレます。損をさせるわけですから、損をしたらそのうちに気づきます。そうすると訴訟を起こしてくるということもあり得ます。

利益はお客様、株主、取引先など、利害関係者別名ステークホルダーとも言いますが、彼らが協力してくれたために上げられるものです。当然、赤字ではなりません。赤字は、自分も含めて、誰かが損をしている行為です。仮に経営者自分だけが損をしていたとしても、自分もそのうち耐えられなくなりますから、つまり生活ができなくなるので、そのうち他の人を損させなければならなくなってきます。自分だけが損をしているうちは、誰も文句を言いませんが、今までたくさんの利益を上げさせてやったのに、損をし始めたら文句を言うのが人間という生き物です。

安くサービスを提供しているのに、その金額を支払っただけで、それ以上の負担を要求してくるバカな顧客が多いものです。対価が安ければ受けられるサービスもそれだけ小さくても仕方がないと思わなければなりません。そういうバカな顧客は相手にしてはいけません。あくまでもその値段とサービスの対価を紐づけて考えられる賢い顧客と付き合いましょう。お金を払ってくれたからと言って全員顧客だと思わない方がいいです。バカは顧客ではありません。

さて、少し話が飛んだので戻しましょう。サービスを安くするのはいいのですが、対価以上のサービスを提供してはなりません。また、人件費も提供する労働力以上の報酬を支払ってはなりません。どこかで誰かが泣くのです。赤字で会社に残っているお金が無くなってしまえばゲームオーバーになりますから、そうならないように会社は黒字を出し続けなければ存続できないのです。

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