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お客の求めているものを提供し続けるしか、勝ち残る秘訣はない

なぜ失敗したのか、原因を突き止めた後、どうすればいいのか。このようなときに、多くの人はビジネス書に書いてあることを実践しようとします。しかしそこでのノウハウは、過去の上手くいったことの積み重ねでしかありません。社会の状況はリアルタイムで変化します。

 

一つの結論が、「安ければいい」ということに行きついたとしても、安さよりも質、と消費者が選ぶ時代になるかもしれません。そのようなときには、都度、お客様の趣味嗜好に合わせてお客をその場で満足させていかなければならないのです。

 

行列のできる飲食店というものは、飲食店を営む者にとって、大きな夢でしょう。行列のできる店、いつもガラガラの店。別に行列ができる店の主人は、テキストで勉強したわけではないと思います。そうしたら、みんな同じ店になってしまうでしょう。あるラーメン店では、開業以来、何百回とも味を変えているということです。人間の舌は、最初に美味しいと思った味にも飽きてしまう、それ故、味を良くする努力を怠ってはいけないというのが、こちらのご主人の考え方なのです。毎日毎日客の反応を見ながら、今客はどのような味を求めているのか、次はどんな味にしようかということを頭の中で常に考えているのでしょう。このような店には、何十年と通い詰める客もおり、それは主人のたゆまぬ努力の結果なのです。味だけではないのです。丼、レンゲ、箸といった食器もお客が使いやすく、食べやすいように考えつくしています。

 

繁盛している飲食店は、ただ味がうまいからではなく、主人が「お客を求めているものを提供する」という考え方があるから、行列ができるのです。繁盛している店になるためには、その理由について突き詰めていく必要があります。麺のコシ、スープの味、店内の雰囲気等、色々な評価項目に分解していきます。そうして自分の店をチェックしなおして、どの部分がお客を満足させていないかを考えて、そこを改善していくのです。いわゆる「からくり」そのものを変えていくべきです。そのからくりを変えないで、ビジネス書やノウハウ書に書いてあることを真似したとところで、客足は遠のいたままです。

 

他人からのアドバイスで変えるのではなく、他人からの成功体験から、その要素を自分で拾い上げていくところから始めましょう。

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