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3分類法に基づく人物配置

前回、3つに人を分類しましたが、もう少し見方を変えて詳細に論じていきましょう。

(a) 権威や権力が最高
最終目標は「成功」です。権力や権威が必要ですから、一番似合わないのは縁の下の力持ちのようなポジションであり得ません。そして権威に弱いですから、学歴は高い方がいいですし、会社は世間で名の知れたところを選びます。肩書や資格にも弱い。目立ちたがり屋で、どんな時もその場を仕切ります。さらにブランド品を好み、身につけます。一人でいることが苦手で、大勢の人と行動を共にします。お山の大将になりたくて仕方がないタイプでしょう。インドアよりもアウトドアで新しいものを好みます。

(b) 権力やカネよりも人間関係
周囲の人たちと協力して生きることに喜びを感じます。仕事をする時も、経営者や仲間の人柄で選びます。そして、信用等の目には見えない財産を大切にします。和を以て貴しとなすタイプです。心配りをするのが上手。その場の雰囲気を大切にします。争いごとは好みません。場合によっては優柔不断な印象があります。そして権力を嫌い、ブランドは他人が作った者や一般人が尊ぶものではなく、自分が愛するかどうかを基準にします。いわゆるマイブランドですね。

(c) 権力や人間関係よりもカネや資産、
考えたことを形にするタイプです。自分の環境を守ることが大切で、そのためにお金を稼ぎ、無駄遣いをしない生き方を心がけます。損得勘定で行動を決め、友情や権力のような見えないものではなく、おカネ、不動産等の目に見える資産を好みます。行動感覚は金銭換算を特性として、タイミングを大切にし、時間の有効活用を図ります。チームワークよりも、自分や周囲の環境を守ることを優先します。そして同じ趣味の人との時間を大切にします。大人数でいることが苦手で、少人数を好みます。自分を理解してくれない人とは会いません。ブランド品なんてものには関心がなく、エコライフを重んじます。健康志向で運動を好みます。

もちろん人間はこのうちのどれかに完璧に当てはまるわけではありません。どれかの傾向が強いということしかありませんが、このような価値観を見ることで、職業適性を見抜いて、適切なポジションの仕事に分けた方が、組織としては、ウィンウィンになります。人はその人にあった場所を得ると、上司が思っている以上のパフォーマンスを上げることでしょう。パフォーマンスが悪いのはその人の能力がないからではありません。ふさわしい場所を与えていないからです。その人の性来の能力を無視して配置しては組織としては上手く回らなくなります。

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