BLOG

銀行への返済は後にしろ、事業が先だ

不良債権問題ばかりでなく、経営不振という危機に直面している企業は、全て自らの失敗を直視てきていないことが考えられます。そもそも日本人一人一人にも言えます。会社で頑張って仕事をしているのに、良い結果が出ないことを、上司としては部下の能力が低い、部下としては上司の判断が遅い、会社の制度が悪いと、自分以外の事に失敗の原因を押し付けています。感情的にはスッキリするのでしょうが、事態は何も変わりません。必要なことは、最終的に失敗を克服して成功に導くことです。そうであれば、不満などたれていないで、サッサと失敗を見つめなおすことです。上司や部下に怒ったところで、彼らは自分の望みをかなえてくれることなんてないのです。自分の身は自分で守るしかありません。自分が他者や組織から自立して、失敗と真正面から向き合っていくことが重要です。

確かに、自分の失敗を認めるのは容易ではありません。しかし日本人一人一人が自立して失敗と真正面から向き合って、努力することが、自分自身だけはなく、日本そのものを元気づけ、発展させていくことができるのです。

失敗に向き合うだけでは、まずスタートラインに立っただけにすぎません。それは成功の前段階です。次にやらなければならないのは、新しいものを生み出す、つまり創造です。過去の失敗処理ばかりしていると、一向に前に進みません。

会社でもよくあります。失敗をすると負債を抱えてしまいますが、その負債を返済するためにお金を稼ぐ、稼いだお金はすべて銀行返済に消えていきます。間抜けな経営者は、自分の給料や、パートナーや従業員の生活費まで銀行返済を優先させます。

何のために稼いでいるかわかりませんよね。銀行のために我々は生きているのではありません。エリートだか何だか知らんが、そんな高給取りのために働く必要なんてありません。事業家が銀行員より稼いで当たりまえ、という世の中にしなければ、誰も事業なんてやらなくなります。金融がそんなに偉いですか。資本主義で一番重要なのは、メーカーや生産者ではないですか。イノベーションを起こす起業家ではないですか。もちろん従業員もですが、経済を支えるのは、本来は金融であってはなりません。モノ、知恵、人、です。金は最後でいいんです。だから、もし返済に困ったら、堂々とリスケをすべきです。まずは事業家が食べていくことが重要です。そうなって初めて経済は回りだすのです。金融が経済を回しているという錯覚が起きているから、不況風が吹いてくるのです。不況の原因を作っているのは金融です。悪いのは金融、くらいに割り切って、早く稼ぎましょう。稼げば返済もできるようになるではないですか。

まずは負債の返済をストップして、それから今の自分の失敗と向き合って、改善し、創造性を発揮し、稼ぎましょう。

関連記事一覧