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入社する会社の選び方

就職したい業界は、今一番勢いのある業界や企業に人気が集まります。しかし産業の寿命曲線を考えた場合、今成熟期にある産業、あるいは企業に就職するのが正解だとは限りません。もっとも、これからどのような産業が伸びていくかを予想するのも難しいとは思いますけれども。成熟期にあっても謙虚に堅実に運営している会社であればまだしも、そうでない企業に入社したら悲劇です。また、勢いのある会社は往々にしてブラック企業(土日祝日なし、残業当たり前)も多いものです。

ブラック企業にありがちですが、運営母体がめちゃめちゃだったりもします。管理がズタボロ、営業ガンガンといった感じですね。それ故失敗に対する耐性もよろしくはありません。多くの人は、寄らば大樹の陰で今元気のある会社に入りたがり、伝統のある会社に入れば安全だと思いたがり、後は入社後どれだけ大変かも考えずに給料の高いブラック企業を選んでしまいます。

実際はその企業が今元気でも、将来も元気とは限りません。企業や産業の成長曲線を考えると今がピークだと言っていいでしょう。つまりこれから間違いなく衰退します。次に、伝統のある会社は確かに会社自体は安全かもしれませんが、出世は大変だったり、結構退屈だったり、自分の思い通りにはならないと思った方がいいでしょう。また、給料の高い会社は、給料を高くしないと寄ってこないから高くしているということです。非常にストレスのたまる仕事がほとんどです。休みが取れない、スマホの電源は24時間入れておいて、休みにも出社を余儀なくされる。責任が重すぎて、顧客対応が365日気が抜けない等々。要するにロクな会社なんてないと思った方がいいのです。

世間的に有名な会社に入社できたから、パワハラ・セクハラ何でもいいと思い込むか、給料が高いから我慢するか、考えただけでもあほらしい。そもそもあなた何のために生きてるんですか、と言いたくなるような会社ばかりです。同じ大変でも、これから伸びる産業や会社を選んだ方が、将来は楽でしょう。今は給料が安くても、成長企業や成長産業に入れば、年数と共に給料が増えていく可能性はないこともありません。ここで言葉を濁さざるを得ないのは、成長企業は、一歩間違うと倒産リスクもあるということです。そうなりますと給料がもらえないとか、あるいは転職して一からやり直すということもあるからです。それもリスクですね。だから、安定企業が人気があるのですけれども。

結局はどう選んでも、後悔することには違いないのですが、自分にあっているか、そしてこれからも元気な会社や産業か、といった視点で会社選びをした方がいいでしょう。自分が将来どうなりたいのか、というビジョンに沿って、今の会社を利用してやるくらいの気持ちが必要です。どうせ終身雇用なんてオワコンなんですから。

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