BLOG

利益率よりも資金効率で事業を選べ

起業をして企業に成長させていくためには、少ない資金をいかに効率よく活用するかです。そこで考えなければならないのは、資金効率と利益率です。一般に利益率を中心に置きがちですが、資金効率を中心に考えてみましょう。企業はおカネが回れば問題ないのです。利益率が高いに越したことはありませんが、資金効率がよければ、小さい資金でも大きなビジネスを展開することができます。

 

例えば1か月で100万円の売上で20万円の利益が出たとします。それにひきかえ、他の会社の商品では100万円の売上で10万円の利益しかが出ません。そうなると前者の方が当然利益率が高く良い商品であることになりますが、後者が1週間で1サイクルとしてみましょう。単純に1か月は4回転しますから、ぐるぐる回れば、400万円で40万円の利益になります。後者は利益率が低いですが、資金効率が高いために、より多くのキャッシュを残せています。

 

企業のための資金が少ないほど、資金効率を考えましょう。八百屋さんなどは、毎日仕入れて売り切っています。原則売れ残りは翌日に販売できませんからその分を見込んで売値を決めています。売り切れなければ安値でたたき売り。魚であれば乾物にできますね。毎日仕入れて毎日売り切れば、1日に10万円しかなかったとしても30日で300万円になります。利益率を約半分とすれば、10万円で150万円の粗利が得られます。

 

漬物屋はバカになりません。まず浅漬けで売り、売れ残ったら古漬けにし、それでも売れ残ったら福神漬けに活用します。無駄がないということは資金効率が高いことを意味します。

 

資金効率を高めるためには、売り先が決まる前に大量の仕入れをしたり、商品を製造しないことです。仕入に要した資金は寝かせる資金となります。寝かせる資金が大きければ大きいほど、資金効率は悪化し、利益を圧迫することになります。

 

資金ゼロあるいは少なめの資金で起業をスタートさせるのであれば、冗談抜きで漬物屋は捨てがたいと言えるでしょう。まあ漬物屋でなくても、小さな利益を積み上げるビジネスをやることをお勧めします。

 

そのため、資金効率を考えず、利益率だけで商売をすることはやめましょう。

関連記事一覧