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暗闇だったら動かない方がいい

失敗とは絶対にあります。失敗を犯さないことよりも、失敗を犯してしまった後でどのように対処するかを考える方が有用です。しかし失敗してしまったという精神的なダメージで頭が真っ白になり、何をすれば分からなくなってしまうことはよくあります。こういう時は判断力も低下しているものです。中々いい考えが浮かばず、何をやっても状況はよくなりません。こういう時にジタバタするとかえって失敗を重ねることにもなります。海でおぼれるような状況ですね。足をバタバタさせて、もっとひどい状況になります。

こんなときは、緊急で手を打たなければもっとひどい状況になるとか、命に係わると言ったようなとき以外は、何も考えないことも重要です。つまり少し時間をおいて心が落ち着くのを待ちます。失敗直後は手の打ちようがない状況だったとしても、少し時間を追い手心が落ち着くと、それほどでもなかったと受け止めることができます。冷静に対応すれば、策を考えられることが結構出てきます。場合によっては、最初は失敗したと見えたことでも後から考えれば、逆に成功だった、少しひねれば成功につながることだったということは往々にしてあります。

自分の気持ちの持ちようだったり、失敗を取り巻く状況が変わることだってあるのです。時間が解決してくれることも少なくはありません。そのため、どん詰まりの精神状態の中で、無い知恵を絞るのはやめて、あえて開き直るということもプラスになることはあります。少なからず失敗への対応策としては有効ともいえます。自分以外被害者がいなければですね。誰か被害者がいたら、そこで開き直ったら、てめえこの野郎、ということになりますから、場面を選びましょう。時間を置いて考えた方がいい場面はあくまでも自分しか被害者がいないときだけです。

どうしたらよいか見えないとき、閉そく状態が続くとき、早く暗闇から脱したいと思うものです。しかし灯台の光が見えないところでは、暗闇にはどんな危険が迫っているかわからないものです。そんなときはそこから動く方がかえってリスクです。苦しんで何をやっても状況が変わらないなら、一度立ち止まって、一晩寝てしまうこと、そして明日考えましょう。時間が許すのであれば、明日でない方が良いかもしれません。1週間後か、1か月後か、1年後か、心に課題を持ち続けて、どこかで解決策がピンと浮かんで来たら、その時に取り掛かればよいことです。人の気持ちや時代の流れ、社会状況はその位のタイムスパンでないと変化はしません。そもそも数年たてば、人間の価値感や判断の仕方、モノの見方は変わるものです。今、もの凄く成功していたとしても、それが上手くいかずに失敗してしまうことなんてよくあることですからね。逆も真なりです。

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