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自らの価値転換が改善の基本になる

人生は成功を思い浮かべますが、現実は失敗ばかりです。そのうち自分はダメ人間なんではないかと、自信を失ってしまいます。

日本人も一時期は、欧米に追い抜け追い越せで経済大国世界第二位のポジションに上り詰めたときは、自信満々であり、エズラ・ヴォーゲル氏のジャパン・アズ・ナンバーワンが執筆された時代は絶頂だったのかもしれません。いつのまにかに、経済成長が止まり、人口減少状況に陥り、なぜか自信も失われ、しかも第二次世界大戦に敗北したときの自信喪失に戻ってしまったかのようです。当然過去の反省は不可欠ですが、そこまで戦敗国としての十字架を背負う必要はないだろうと思うわけです。

さて、現在の日本は、色々な分野で閉塞状況に陥っています。極論を言えば、身分も固定化しているようにも思われます。貧乏人の親から生まれれば貧乏人に、お金持ちの親から生まれればお金持ちに。百歩譲って、高学歴でも目指せば裕福にといったところで、塾にいかにお金をかけたかで有名大学に行けるかどうかが決まります。最近、世間でいい会社に入っても裕福になれる、とも限らなくなっておりますが。

別に、社会を怨むとかではなくて、まずはこの長期にわたる不況を、日本の失敗とまず考えて、原因を探る必要があると思います。もちろん、経済的な失敗が人生の失敗と考えることが良いことかというと、ツッコミどころはあると思いますが、ここではそう仮定してみましょう。

戦争の反省をすべきという人が多い割には、その後の日本社会の反省をしているのか、といいたくなりますね。この数十年間、日本人は自分たちが起こした失敗から目を背けて、その失敗を後回しにしてきたという考え方が根本にあるのかもしれません。もちろん、戦争の失敗を真正面から受け止めて対処してこなかったから、お隣の国から色々言われているということもあるのかもしれませんが・・・。

ここでは国際問題は横に置いておきます。普通、何かよくないことが起きれば、その原因は何かを考えて、原因と結果を直接結びつけて考えますが、原因とそれを引き起こす「特性」、そして、その特性を発生されるきっかけになる「要因」を考えてみましょう。失敗の大元を考えれば、現在の日本の状況をもたらした失敗が明確に見えてくるはずです。

結局のところ、景気はいつか良くなる、頑張って働いているから事態は好転するはずだ、という自分たちの「特性」を変えることをせずに、外的環境の「要因」が変わってくれることを期待するというのが見えてきます。

日本は「オワコン」という発想も、確かにそうなんですけれども、最大の問題は自助努力といいますか、考え方を変えろよ、というところから、つまり自分が変わろうとしなければ、社会全体が変わらないということなんですね、そのためにも、何故、今、この状況にあるのか。自分がなぜ失敗しているのかを考え直すことから始めなければなりません。

つまり価値転換からせよ、ということになります。

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