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事業のライフサイクル

起業して企業に育てていくには、いくつもの段階を超えていかなければなりません。それには次の5つがあります。

(1) スタート期
事業を計画し、立ち上げる時期です。開業やその継続に奇策はないのです。例えば農産物をお盆に種を撒いたからと言って、秋に刈り取れるわけではありません。冬にも収穫はできません。収穫の時期を逆算して種を撒く時期を決めて、その時期に間に合うようには竹を耕す必要があります。種まきはまさに起業の時であり、畑を耕すのは準備を整える時です。

(2) 成長期
成長期な盤石な基盤を築く時期です。成長期に入ると、顧客との関係を見直して再構築する必要があります。安く仕事をしていたものを、お客が増えるにしたがって徐々に値段を上げていき、最初の頃の顧客にもその値段を提示します。高いと言われれば切ればいいだけの話です。ドラスティックに思えますがビジネスとはそういうものです。値段を下げて取ったお客というのは、ビジネスの出だしはよくあるビジネスから仕掛けるのが定石だからです。内容で差別化が取れれば良いのですが、あまりに差別化しようとすると、お客様の方から見向きもされません。そのため最初はよくあるビジネスで起業し、安値でお客様になっていただき、次第にオリジナリティを作っていく。その段階で安値で契約していたお客様に付加価値と一緒の高値を請求します。値段というよりもこれから提示する付加価値いりますか、いりはせんか、という問いにすぎません。

(3) 躍進期
マーケットシェアを高める時期です。成長期を過ぎると躍進期が訪れます。何度かの成功を繰り返した結果たどり着く境地でもあります。この頃には惰性で過ごすことも多くなりますから、大きな地雷を踏むこともあるので注意しましょう。

(4) 完成期
事業計画の最終目標に到達する時期です。成長期をコツコツとこなしていけば自然に到達する境地と言えます。気を抜かないようにしましょう。

(5) 転換期
新たな事業や商品開発をしていかなければならない時期です。この頃にはマンネリ化もします。次のスタートのために休み準備する期間と言えます。この時期の過ごし方は案外重要です。衰退するか躍進するかの分岐点になるからです。

何事もがむしゃらにやればいいというのではなく、ときたま足を止めて振り返ることも必要なのです。転換期を迎えたら、もう一つ次の成長のために、スタート期に戻る気持ちが必要です。客のいる仕事をすること、これがビジネスの全てです。

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