内偵調査

税務調査着手前の内偵調査というのは、クリニックはそれほど多くはありません。といいますのは、病気でもなければ、医者に行けないからです。

内偵調査とは、税務署の調査官が一般客になりすまして、実際に入店し、店の外から営業状況の調査を行うことです。特に現金商売をやっている飲食店や美容室等は内偵調査はしやすいですし、それなりの動機もあります。調査官の中には、自腹で何度も足を運び、自分の家族を連れて客を装って調査することもあるそうです。

店舗に入り、一般客の時間ごとの来店客数や客層をチェックし、メニューの単価、客の平均単価、実際の客数、1日当たりの回転数もチェックします。

クリニックにおいては、健康保険証の提示を伴う保険診療については内偵調査は行いづらいでしょう。しかし、自由診療はそうではありません。しかも社会保険診療はごまかしがききませんが、自由診療の方ではごまかしがききますから、ここに脱税の機会があるわけです。

だからこそ、調査員が調査する動機があるというものです。