税務調査を適切に対応するためには、会計処理を日々適切に行うことが大切

 

税務調査では、直近期以前の3事業年度分の会計資料等についてチェックが行われます。

当然ですが、税務調査の連絡を受けてから、準備を徹底させても到底間にありません。そもそも数年前の記憶もはっきりしていないと思います。

そうならないためにも日々適正な処理をすることを心がけましょう。毎日、現金出納帳を付け、会社の小口現金ともきちんと照合しておけば、慌てることはありません。日々の現金管理がルーズだと、他のこともルーズではないかと思われてしまうでしょう。

特に注意すべき作業は以下のことでしょう。

(a) 記帳業務
現金出納帳の記帳は必須です。窓口を閉めた後に日銭をチェックし、レジの現金、小口現金との残高照合を行いましょう。

(b) 備忘記録
伝票の起票をしていればよいのですが、困難なときには、領収書やレシートに、食事をした相手や内容をメモしておきましょう。

(c) 資料の保管整理
請求書、納品書、領収書、レシート、国保、社保の振り込み通知書、給与明細やタイムカードと言った会計資料については、事業年度ごとに整理の上保管してください。どこにどの事業年度の資料が保管してあるかはきちんと把握して置く用意しましょう。

(d) 棚卸
事業年度末には必ず実地棚卸をしましょう。棚卸をすることで適正な期間損益が把握できます。当然、税務調査においても棚卸表の提出を求められます。