自費診療はチェックポイント

社会保険診療収入は、基金に問い合わせればその収入は分かってしまいますから、ここでズルをすることはありません。しかし、自費診療についてはその可能性がありますので、チェックが入ります。

インプラント治療についての収入計上タイミングは恣意性が介入することも少なくありません。埋め入れとセットの時期を明確にしておく必要もあります。

歯科の自費診療を受ける患者には、領収書は要らないから安くやってくれ、という依頼もあるとか。このような治療は、患者は医療費控除ができないので収入が税務署に知られることがなく、歯科医院の脱税の温床となっていたと言われています。

最近は、治療費がクレジットカードで支払われる例も増え、高額なインプラント治療を受ける患者は現金ではなく銀行振込での支払いが多くなっています。こうなりますと、クレジットカード会社や銀行から、振り込みに関するデータを入手できるようになります。

また、歯科については、予約帳、レセコン、カルテ、領収書、技工指示書や納品書がチェックされます。調査官はこれらの資料を基に、自費患者の技工物をリストアップして、収入の計上漏れがないかを確認します。技工物が作られているのに収入計上されていないケースは理由を問われます。