期ズレのチェック

調査官は決算月のデータに集中してみます。個人であれば12月、3月決算法人であれば3月ですね。売上を繰り延ベていないかをチェックしています。

3月28日に来院して患者にセットし、仮に入金が翌月だったというようなことがあった場合、3月の売上にしなければなりません。期ズレは保険請求との絡みでも起こり得る話です。

 

社会保険診療報酬支払基金に保険請求を出して、2か月後に点数が異なる、と戻ってきた場合は、再度請求して見直しを求めます。その結果、請求が認められれば、実際の入金(厳密には7割)は治療を終えてから4か月後になります。

 

実務においては決算月をまたいでしまった期ズレには翌期で計上するしかないのですが、税務的には3月に収入としなければなりません。

 

番号違いで請求日からズレて入金されることがあります。クリニックの受付スタッフが保険証番号を打ち間違えることで、クリニックへの入金が遅れることがあります。また、治療費の支払がクレジットカードで行われた場合、クリニックへの実際の入金は約2週間後になるので期ズレは起きてしまいます。

 

税務的には、発生主義に従って、サービスを提供した時点で収入を計上しなければなりません。