資産管理会社は、超高額所得者のマネジメント会社としても活用可能

超高額所得者の中には、安定的に稼げない方々も少なくありません。その代表格は、スポーツ選手や芸能人でしょう。

相当な人気選手であれば、球団の方が複数年契約を行ってもくれますが、そんな選手は一握りです。そして怪我をすれば、以前のパフォーマンスが上げられないこともあります。芸能人も、一度スキャンダルに見舞われれば、明日はどうなるかわかりません。

そこで、資産管理会社を設立して、多くのお金をもらえるうちに、利益を貯めておく方法を取ることができます。所得の平準化という点に関しては、個人所得税であれば、要件に該当することを前提として「臨時所得の平均課税」を活用することもできます。

しかし、資産管理会社は、色々と便利です。このスキームは、まず、自分のギャラを個人から法人契約に代えるところから始めます。つまり、今まで個人でもらっていた報酬を会社で受取り、親族にマネージャーとして仕事をしてもらうことで、給料を支払います。そうすると、自分の報酬を親族に分散することができます。本人は、ギャラを会社で受け取った上で、自分自身もその会社から報酬として受け取ります。

個人と比較すると、法人の方が多種多様な節税スキームが増えます。無駄な税金を支払わないことで、自分が稼げるときの報酬をなるべく、会社に残しておくことができます。まさに、所得税や住民税等の対策です。

また、スポーツ選手は最初は、スポーツチームだけとの契約でしょうが、そのうち、個人に対してCMやスポンサーの依頼が飛び込んできます。そのときのマネジメント会社としても使えます。

稼いだ時にはがっぽりと税金を持っていかれますが、稼げなくなった時にお国は積極的に助けてはくれません。まさに自助の世界です。芸能人の方でたまに生活保護をもらっていたという方はいらっしゃいますが、プライドが邪魔をして生活保護はもらいづらいものです。

当然、納税義務を果たさなければならないことは言うまでもありませんが、自分で稼いだお金で、将来の自分の生活を守ることは、大切なことです。

ここでいう資産とは、まさに個人の才能であり、その才能を管理することになります。