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改善点は組織で即情報共有せよ

外的条件の変化で、一度取り決めた企画や計画、設計を途中で変更される必要に迫られることがよくあります。その時に気を付けるべきことは、「何をどう変えたか」を組織全体で共有することです。しかし組織の中では部署間の情報伝達が不十分なことが多く、情報断絶が生じやすいのです。

これを防ぐためには、作業に取り掛かる前に、全ての情報を盛り込んだ最終結果を見据えて、組織全体がそれを共有して、進めていくという方法が望ましいでしょう。途中で変更せざるを得ないときは、最終計画を書きなおすことになるでしょう。そして最終計画を常に採集にしておくことが重要です。

特に機械の製造に関して言えば、大雑把に最終型を考えるということはないはずです。作るべき部品の一つ一つを細かいところまで詰めていき、それを表したものが最終計画図と呼ばれるものでしょう。

最終計画図の中から一つ一つの備品の製造に必要な情報を部品図と組立図という形に直します。製造にかかわるスタッフは。この最終計画図に基づいて作られた部品図と組立図に従って作業をします。最終計画図は全ての部品が組み立てられた状態が表現されているので、この最終計画図から情報を抽出した作られた部品図に従って備品を作っても、全ての部品の相互関係は矛盾することはありません。

最終計画図は最終のため、原則変更されません。しかし変更の必要が生じたときは、変更の理由やその意味、コストパフォーマンス等を徹底的に検討した上で、最終計画図を作り直すことになります。そして再び、備品図や組立図を修正します。こうなりますと、途中変更ではなく、全面的変更となります。

機械の設計図は、多くの部品から成り立ち、それぞれの部品が他の部品と関連しているために、一つでもあいまいな備品があろうものなら、機械全体が出来上がりません。また、機械は故障が許されませんから、技術者も事故を起こしてはならないと、神経をとがらせています。そのため、どこか変わらざるを得なければ、極端な話、全体を作りかえるようでなければならなくなります。全体を作り替えれば、個々の部品もまた新しく作り替えることになることでしょう。

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